ピンタレスト（Pinterest)ユーザーはフェイスブック（Facebook）ユーザーの平均注文額を126%凌駕したそうだ。調査会社のジャベリン・ストラテジー＆リサーチ社の調べによると、2013年において米国のソーシャルネットワーク・ユーザーの25%がソーシャルネットワーク経由で商品を購入した。

さらに、ブラック・フライディ（Black Friday：収支が黒字になる金曜日）と呼ばれる感謝祭（サンクスギビングディ）の翌日に、ピンタレストやフェイスブック等のソーシャルネットワーク経由で買い物をしたそうだ。このようなユーザーの消費行動が、スターバックスのような小売業者達がソーシャルネットワークを利用したキャンペーンを展開する理由になっている。

例えば、スターバックスは消費者が友人にコーヒーをプレセントするためのバウチャーをツイッター経由で送るという、ギフト・プログラムの販売を開始した。

ソーシャルネットワークのユーザーの12%が電気製品や靴などをソーシャルネットワーク経由で注文し、9%のユーザーが音楽をダウンロードし、8%が商品やサービスなどを購入できるバウチャーを買っている。

特にピンタレスト経由の買物客は気前のよい顧客であることがわかっており、ピンタレストユーザーは平均でU$123.50の買物をしており、フェイスブックユーザーの平均買物額である$54.64を126%も上回っている。

上記の調査は2013年11月に2,985人の消費者を対象にしてオンライン調査をした結果、判明した事実である。

記事執筆：株式会社ユーディーアール　小椋貴央