コンタクト先

〒107-0052

東京都港区赤坂 1-14-5

アークヒルズエグゼクティブタワーN313

Tel:03-5545-9597

Fax:03-5545-9598

 

お問合わせはこちらから

ogura@udr-inc.com

 

English Site

English

Affiliated Firms

グーグルの商品リスト広告(Product Listing Ads)が急拡大

デジタルマーケティング会社、イグニッション・ワン社(Ignition One Inc.)によると、グーグルの商品リスト広告(Product Listing Ads)が2013年度の業績拡大に大きく貢献したそうだ。同社の調査で商品リスト広告のクリック率が、通常の検索広告より47%もクリック率が高かったことが判明した。ちなみに年間を通してのクリック率は通常のテキスト型検索広告が1.9%だったのに対し、商品リスト広告は2.8%だった。

 

グーグルは有料の商品リスト広告を2012年10月に導入した。商品リスト広告はグーグルの検索結果ページの中心部にイメージと価格を掲載するもので、同広告は無料の比較ショッピングリストにとってかわった。

 

2013年の第4四半期、オンライン広告の広告主は対前年比で12%多く広告費を使ったが、商品リスト広告には対前年同期比で618%も広告費を拡大した。イグニッション・ワン社の「2013年第4四半期マーケティングレポート」によると、ウェブサイト広告の露出回数(インプレッション)は380%増大し、クリック数は312%増えた。

 

サンクスギビング・デー(感謝祭)の期間、グーグルの商品リスト広告はウェブ広告より74%もクリック率が高かった。グーグルのインターネット検索広告のシェアは77.3%で、マイクロソフト社のヤフー/ビングの22.7%を大幅に上回っており、検索エンジンの支配的地位を保っている。

 

マーケティング担当者はモバイル端末への検索連動型広告への出稿を増やす傾向にあり、2013年の第4四半期は、スマートフォンで対前年同期比253%増、タブレットコンピューターで82%増と、広告費を拡大した。

 

記事執筆:株式会社ユーディーアール 小椋貴央