ウォールマート(Wal-Mart Stores Inc.) は以前棚上げした、インド国内での実店舗の設置を再開する計画だ、また併せてEコマース市場の開拓も同時進行で行う。
ウォールマートのCEO、Scott Price氏によると、同社は4-5年以内に現金持ち帰り制の卸店舗を50箇所で開設する計画だ。
ウォールマートのインド子会社は2009年に1号店を出店して以来、2014年4月までに20店の"Best Price”というブランドの卸売チェーンを展開している。同社は今後、Eコマースサイトを立ち上げ、Best Priceのストアーメンバー(会員)は同サイトで買い物することができる。
オンラインサイトの開設時期は未発表だが、同社はすでに、米国、英国、日本、中国、ブラジル、カナダ、メキシコ、アルゼンチン等の中南米諸国の11ヶ国でオンライン販売を行っている。
インドにおいて、外資系の小売業者は販売する商品の30%をインドで調達しなくてはならないという規制があるが、ウォールマートは今後のインド小売市場の発展を見越して今回の事業拡大を決定した。
ブログ投稿:株式会社ユーディーアール 小椋貴央
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