アマゾンがドイツに持つ物流施設で、昨年に続き、4月17日(木)から再びストライキに突入する。
ストライキはドイツの労働組合"Ver di"(統一サービス労組)が指揮している。同労組によると、アマゾンはドイツの他同業他社と比較して三分の二の賃金しか支払っていないそうだ。
アマゾンは同社の賃金を流通業者の水準で決めており、他社と比べて同等以上であると主張しているが、労働組合は小売りや通販業者と同レベルの賃金水準を求めている。
この労働争議は昨年の3月と12月にもおこなわれたのだが、アマゾンは労働組合をとおしての交渉でなく、自社で組織している評議会を通じての話し合いを望んでいる。
アマゾンの評議会は昨年のストライキの後、労働者との問題を討議するために2013年の6月に設立されたが、あまり機能していないようだ。
ブログ投稿:株式会社ユーディーアール 小椋貴央
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