Amazon(アマゾン)がまもなく最低10,000台の倉庫管理用ロボットを投入する計画があると、CEOのジェフ・べゾス氏がシアトルで開かれた年次株式総会で発表した。
現在、アマゾンでは1,300台のロボットが稼働している。同社は2014年末までに少なくともロボット10,000台を増やす予定だ。
倉庫管理用ロボットを増やすのはアマゾンがKiva System Inc.(以下キバ・システム)を7億7,500万ドルで買収した成果と言える。
キバ・システムは在庫管理を自動化するためのロボット技術を売却した。同社のロボットは注文を受けた商品を棚から見つけ、Pick-and-Pack Station(配送梱包ステーション)まで運ぶ。
キバ・システムの技術はアマゾンのみならず、Gilt Group Inc.(ギルト・グループ)やToys"R"Us Inc.(トイザラス)など他の大手小売業者も自社の倉庫管理の省力化を進めるために使用している。
アマゾンは倉庫と配送に多額な資金を投じている。
今月初旬、アマゾンは日曜配送を全米15都市に拡大すると表明した。アマゾンの即日実配送プログラムは11都市と首都圏エリアで運営されており、全米の人口の21%をカバーすることになる。アマゾンは米国内で40以上の配送センターをもち、全世界では96の配送センターを運営している。
ブログ投稿:株式会社ユーディーアール
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