中国のEコマース企業、DinoDirect China Limited(以下ディノダイレクト社)はロシアとウクライナのキオスクに40インチのスクリーンを設置し、1,000着以上のウエディングドレスを展示しながら、WEB経由で商品を販売している。
ディノダイレクト社の副社長、Wang Kun氏によると、通常の店舗ではせいぜい100着程度のドレスしか置けないところ、キオスクに設置したディスプレイなら1,000着以上ものドレスを見せることができることが、顧客に受けたようだ。
同社はロシアのウエディングドレス小売業者400社とウクライナの小売業者100社と契約し、ウエディングドレスのネット仲介事業を行っている。
小売業者は広告宣伝費としてU$1,000を支払い、ウエディングドレスが売れると利益を折半する契約(詳細は非公表)となっている。
ディノダイレクト社はロシアとウクライナに倉庫を保有しており、通常、消費者から注文をうけてから2日から7日以内に商品を配送する。
同社のロシアにおける売り上げは2014年の5か月間で約500%も増大した。
ディノダイレクト社は四川省から分離した、直轄市の重慶に本社を置き、2013年度は3,970万ドルの売上を計上し、中国のEコマース販売会社の上位213位にランクしている。
ブログ執筆:株式会社ユーディーアール 小椋貴央
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