グーグルは2013年からグーグル・ショッピング・エクスプレス(Google Shopping Express)という当日宅配サービスをサンフランシスコからサンノゼまでのベイエリア限定で行っているが、新たに翌日配送サービスを開始した。
このサービスは夜7:00までに注文した商品を翌日に届けてもらうサービスだ。新サービスはバークレイ、フリーモント、オークランドを含むサンフランシスコのべイ・エリアに導入され、2-3ヶ月後には南のフレスノや北のオレゴン州境まで拡大される予定だ。
グーグル・ショッピング・エクスプレスはいまだ試験運用中で、2014年の6月30日までにメンバー登録をすれば、無料で宅配サービスを利用できる。6月以降は年会費が要求されるが、グーグルはまだ年会費の金額を公表していない。
会員以外の消費者がグーグルの宅配サービスを利用する場合は一企業のオーダーにつき$4.99を支払う必要がある。
例えば、REIというスポーツ用品店からTシャツと靴を購入したらU$4.99の宅配料金が要求され、さらにTarget社から日用品を購入したら別途U$4.99がチャージされ計U$9.88を宅配料金として支払うことになる。
いま利用できる小売店は事務用品のステープラーズ、玩具のトイザらス、日用品のターゲットなどで、主に日用品、食品(生鮮食品は除く)、キッチン用品、衣料品、ベビー用品、オフィス用品等を取り扱っている著名な大手小売チェーン店が名前を連ねている。またブルー・ボトル・コーヒー、パル・アルト・トイ&スポーツやラリーズ・ノブ・ヒル・フーズ等のサンフランシスコの地元企業もグーグルの宅配サービスに参加している。
ブログ執筆:小椋貴央
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