2013年、ロールス・ロイス・モーター・カーズ(Rolls-Royce Motor Cars )は5年連続で対前年の販売台数を超え、過去最高販売台数の年間3,630台を販売した。
この好調な販売状況を背景に、ロールスロイスは2013年中に12の新たな販売特約店を新設し、世界120店体制を築いた。また今年にはカンボジアでも初のショールームを開設するなど積極的な営業展開をしている。
ロールスロイスは最も安いものでも1台26万ドル以上し、ブラック・ファントムは1台60万ドル以上もするが、世界の金持ちたちからすればたいした金額ではないようだ。
同社の業績は2014年度も引き続き好調で、今年上半期だけで1,968台を販売し、売上高ベースでは対前年同期比で33%増を達成した。また地域別では、中国が米国を抜いて、販売台数世界一を記録した。
高級経済紙、フォーブスの調べによると、世界のビリオネアーは1,645人おり、1年前より219人増えたそうだ。彼らは巨大ヨット、高価な希少宝飾品、ハンドメイドの高額なスイス時計と並んでロールスロイスを富の象徴として買い求めてているそうだ。
新たにロールスロイスのオーナーになる購買者の特色としては70%が新規顧客で、50%が自分の車の特注で高価な追加仕様を加えるカスタマイズすることだ。
また購入者の年齢層も若くなっており、20代で2台目のロールスロイス・ファントム(しかも特注のホワイト・ファントム)を購入するというような中国人富豪も現れている。
ブログ投稿:株式会社ユーディーアール 小椋貴央
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