Amazon Inc.(以下アマゾン)は3Dプリンティングストアーをオンライン上に開設し、7月28日(月)から事業を開始した。同ストアーでは宝飾品、アクセサリー、オモチャ、iPhoneケース、バブルヘッド人形、室内装飾品等、様々な商品200点あまりがU$40以下の価格で提供される。
アマゾンの3Dプリンティング事業はアマゾンが直接行うわけではなく、Sculpteo、Mixee Labsや3DLT等の3Dプリンティング製品やサービスを提供する企業と提携し、実際にはこれらの企業がアマゾンのストアー内でビジネスを行う。
例えば、Mixee LabsはU$29.99+配送料でカスタム可能なバブルヘッド人形(メジャーリングの球場でよく見かける首振り人形)を提供しており、ストアーを訪れた消費者は"Personalized Now"ボタンを押すと、ポップ・アップ・ウインドウが開き、バブルヘッドの目、髭、顔色を変えたり、メガネをかけたり、衣服の色を自分好みに変更できる。またカスタマイズする商品は360度の方向から見ることが可能だ。
アマゾンによると、オンデマンドで3Dプリントされた商品はメーカーから直接配送され、通常は注文してから6-10日以内で顧客に届くそうだ。
アマゾンは、3Dプリンターがあらゆるモノづくりに革命を起こすとと考えており、この成長分野に真っ先に進出し、業界初の主力小売業者になることを目指している。
ブログ投稿:株式会社ユーディーアール 小椋貴央
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