ドバイではラマダン時期(2014年6月29日〜7月28日)とラマダン明けの8/2-9/5まで、ドバイの政府観光・商務局の支援を受け、一年で最も熱い商戦が展開され、市内のショッピングモールは買物客でごった返えす。
ラマダン明けにはEid in Dbai(ラマダン明あけ祭り)とDubai Summer Surprise(ドバイ・サマー・サプライズ)というイベントが開催される。
小売店は最大で75%のディスカウントセールスをするなど、ドバイ在住の外国人居住者や海外観光客を引き付ける様々なセールスプロモーションを行う。
この時期にドバイでAED200(ディルハム)=日本円で5,587円相との買い物をした観光客には、最高でAED400万(約1.1億円)という巨額の賞金があたる可能性がある。7月15日からラマダン明け祭りの最終日までであれば、AED150万(4,190万円)の現金とAED400万相当の商品券が当たる。8月2日から9月5日までの期間であれば、BMW車とAED50万(1,396万円)がもらえるかもしれない。
アラブ湾岸諸国はどうしても石油産業のイメージが強いが、アラブ首長国連邦は金融、医療、観光など経済の多角化に注力しており、観光は同国の経済発展の柱の一つになっている。
また、ラマダンは日中の断食ばかりがフォーカスされがちだが、毎夕の断食明け、日没後から始まる「イフタール」(ラマダン時期ならではのアラブ料理)が楽しめたり、深夜まで営業するショッピングモールの買物でにぎわう、商店にとって年間で最も重要なかきいれ時だ。
参考サイト:ドバイ政府観光・商務局 キャンペーンサイト
ブログ投稿:株式会社ユーディーアール 小椋貴央
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