ハリウッドは世界で２番目に大きな映画市場である中国の成長にあやかりたいと考えており、パートナー関係や大きな事業機会を構築しようとしている。

I Research社の調べによると、中国のオンラインビデオ市場は2014年で、おそらく178億元（約28億ドル）にらい、2017年には約2倍超の366億元になると見込まれている。

映画やテレビ番組を制作しているスタジオはアリババのようなディストリビューターに、地域別に権利を売るか、放映料報酬を取って貸し出す。

アリババのセット・トップ・ボックス使用者はテレビチャネルやハイデフィニッションン映画を見たり、オンラインでショッピングやゲームを楽しめる。

今年の4月に、アリババはオンライン・ビデオ・サイトのYouku Tudou Inc.に12億2,000万ドル投資した。ブルームバーグによると、同社は3月にもChinaVision Media Groupの株式60%をHK$62億4,000万ドル（約8億ドル）で買収した。

しかし、一見順調に見える中国のセット・トップ・ボックス市場も管理の厳しさを増す共産党政府の検閲に直面し困惑している。

アリババのTmall MagicBoxは8月に中国政府の規制に従って、いくつかのアプリケーションを削除し、システムを一新した。北京モーニングポスト（Beijin Morning Post）によると、削除されたアプリケーションにはSohu.com、Youku Tudou、I Qiyi.com等のアプリケーションが含まれていたそうだ。

ブログ投稿：株式会社ユーディーアール　小椋貴央