ドイツの地方裁判所は3月8日に、ウーバーの配車アプリサービス「UberPop」サービスをドイツ全土で禁止した。フランクフルト地方裁判所の広報担当者、Arne
Hasse氏によると、スマートフォン・アプリを使ったこの配車サービス(ライドシェア- 個人が所有する自動車をタクシーとして共有すること)の禁止を、昨日の水曜日から発効させた。ただし、この判決については上告することができ、最終決定ではない。
今回の訴えは、ドイツのタクシー協会がウーバーに対して申し立てたもので、フランクフルトはウーバーがドイツで事業を運営している都市の一つだ。裁判所は昨年の夏にも一度、ウーバーの運営禁止命令を出したが、同社の違法性を正当化することができず、数週間後に解除された。
ウーバー社はフランクフルト地裁の決定に対し、個人の移動手段の選択肢をそこなうものであるとして、遺憾の意を表明した。
タクシー協会は、通常のタクシーが順守している安全性や保険の問題をウーバーの運転手が守っていないと攻撃している。ウーバーはオランダ、スペイン、フランスでも同様なトラブルに遭遇しており、配車サービスを禁止されている。
情報源:AutoblogGreen
ブログ執筆:株式会社ユーディーアール 小椋貴央
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