アラブ首長国連邦は建築ブームに沸いており、このたび、船乗りシンドバッドの冒険にインスパイアされた奇抜な複合建設物の着工が決定した。アラブ首長国連邦のドバイ市はアラビアンナイトの物語をモチーフに、海上に張り出した4,000エーカーの区域にアラジン・シティ(上記は完成予想)を建築することを許可した。
同施設は6つの塔によって構成され、アラジンの魔法のランプに似せて設計されており、各塔はエアコン付の橋と歩く歩道(魔法の絨毯?)で繋がっている。
建設は2016年に着工される予定だが、総工費に関してはいまだ公表されていない。各塔は25-34階建ての高さで、オフィスとホテル(少なくとも1件の宿泊施設)、駐車場(900台分)が建設される。
ドバイ市長官のHussan Nasser Lootah氏によると、アラジン・シティの塔はドバイ市のアイコンとして、観光名所の一つになるだろう。
この建築物はドバイ市が展開する壮大なビル建設プロジェクトの一環であり、他にはドバイ・フレーム(Dubai Frame)やドバイ・アイズ(Dubai Eyes)がある。
ドバイ・フレームは高さ150m、幅93mの高層ビルで、フランスのパリ近郊にある、ラ・デファンス(新凱旋門)に似ており、2015年後半に竣工する予定だ。ドバイ・アイズは完成すれば世界最大の観覧車になり、イギリスのロンドン・アイズ(the London
Eyes)より1.5倍大きく、高さは210mに達する。総工費は2億7,000万ドルで、2015年にオープン予定だ。
さらに、ドバイ市は300億デラハム(53億ポンド)を投資して、16万人が居住可能な衛星都市、デザート・ローズ(the Desert Rose)を建設する計画で、着工は2016年になる見込みだ。
情報源:The Telegrah, Emirates247.com, ArabianBusiness.com, TheDubaiEye.com
ブログ投稿:株式会社ユーディーアール 小椋貴央
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