サンパウロ本社のイタウ・ウニバンコは米国のフィンテック企業R3CEV社が主導するブロックチェーン・コンソーシアム(R3)に参加することになった。R3CEV社が主導するコンソーシアムは2015年9月にUBSやバークレイズなど大手9銀行と共同で立ち上げられた。
イタウ・ウニバンコは韓国のハナ金融グループや日本のSBIホールディングスに続き、45番目に参加することになった。イタウは2014年で219億レアル(61億ドル)の収益と3,600億レアル(1,010億ドル)の資産を有する大銀行だ。
イタウ・ウニバンコの取締役、Marcio Schetti氏によると、同社は金融市場に分散型元帳ソリューションを広めるという国際的な流れに適合するためにコンソーシアムへの参加を決定したそうだ。
現在、ラテンアメリカ地域で金融事業を行っていて、R3に参加している企業はイタウだけではない。グループ・スタンダードやBBVAはフランチャイズや子会社を通してR3に参加しており、2015年にR3に参加した香港上海銀行
(HSBC)はラテンアメリカに60以上の支店(2012年時点)をもっている。
情報源:CoinDesk
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