大手通信会社のTele2(テレツー)*はスウェーデンの第二の都市、ヨーテボリに新しいネットワークを構築すると公表した。
この新規ネットワークはテレツーのIOT(モノのインターネット)を具現化したもので、同社の顧客や事業パートナーがIoTを使ったビジネスモデルやアプリケーション開発するための実験の場を提供する。
新ネットワークは低周波帯を利用するアプリケーションに適したものになるだろう。
新IoTネットワークの構築はNasdaq North上場企業のTalk Pool社との共同開発で施行され、IoTエコシステムの実現化にあたっては通信事業者と各産業分野の専門家が参画する。
テレツーのIoTを展開するのには、IoTに特化した広域低電力ネットワークに適した、無線ネットワーキング規格LoRa技術が使用される。
LoRaテクノロジはInternet of Things (IoT)、M2M (Machine-to-Machine)に向けた無線通信規格で、10マイルを超える通信距離(都市郊外)と10年を超えるバッテリ寿命を実現する他、数百万個の無線センサノードをLoRaテクノロジ ゲートウェイに接続可能だ。
注:Tele2(テレツー)はスェーデンに本社を置く、欧州の大手通信会社で、CATV、デジタルTV、IoTやインターネットプロバイダーサービス等を提供。スウェーデン以外ではノルウェー、フランス、ドイツ、オランダ、オーストリア、クロアチア、エストニア、ラトビア、ロシア、カザフスタンで事業を展開。
情報源:Telecomparer
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