移動体通信事業者のNTN Uganda(以下MTNウガンダ)は自社通信網の拡張とサービスの向上のために4銀行からシンジケート信用枠として1億1,400万ドルを確保した。
ローンはシティバンク銀行、スタンダードチャータード銀行、バークレイ銀行、ウガンダのスタンビック銀行による協調融資となっている。
MTNウガンダのBrian Gouldie氏によると、同社は2015年末までに。2009年に協調融資で借りたローンの全てを返済済みで無借金状態にある。今回の借り入れはウガンダ全土に高速でデータを配信するための前向きな投資だそうだ。
MTNウガンダは設備投資として、2016年度に2,380億UGX(ウガンダシリングで7,093万ドルに相当)、2017年に2,990億UGX(8,910万ドル)を使う計画だ。
米調査会社のテレジオグラフィー社によると、MTNウガンダ社は2016年3月末時点で、ウガンダの携帯使用者の約50%にあたる962万人の受信契約者を保持している。
注1:MTNグループ(Mobile Telecommunications Network 、携帯通信網)は南アフリカに本社を置く多国籍移動体通信事業者多である。同社は1994年に設立され、主にアフリカ、ヨーロッパ、中東の国々にて運営されている。2015年9月末時点で3億人以上の受信契約者をもつ。
注2:スタンビック銀行ウガンダ(Stanbic Bank Uganda Ltd.)社は、スタンダード銀行グループ(Standard Bank Group Ltd.)が所有するスタンビック・アフリカ・ホールディングス(Stanbic Africa Holdings Ltd.)の子会社である。
情報源:Telegeography
コメントをお書きください