長年にわたり、ノルウェー政府はガソリン車の禁止について話し合ってきた。議論は2007年が最初で、次いで2009年に再度この話が俎上に持ち上あげられた。今回この議題が法律として起案されたことについてはテスラ自動車のイーロン・マスクCEOでさえ驚いたようだ。
今回の起案はノルウェーの国家運輸計画2018-2029年に含まれており、今年の春に公にされた。
テスラのCEOがツイッターで伝えたこととは異なり、実際のところ、ノルウェーはまだガソリン車禁止に賛成したわけではない。
ノルウェーは2025年までに排気ガスを出さないゼロ・エミッションカーの数を増やそうとしており、化石燃料車の販売台数を制限し、バイク用のスーパー道路を建設するなど他の選択肢を増やしている。
CNBCによると、ノルウェーで販売されている新車は年間15万台位で、新車の大多数を電気自動車化することは難しいことではない。
ノルウェーが次の10年間でガソリン車を禁止しようがしまいが、この流れはかわらない。ただ、ノルウェーが他の国に先駆けて世界初のガソリン車禁止の国になるチャンスを得たとはいえる。
電気自動車は税額控除やバスレーンの優先使用許可等、政府の優遇政策により伸びている、また電気自動車を支持する人々が多いことも同国の政治家に大きく影響している。
情報源:AutoblogGreen
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