アリババは2017年3月決算時の売上が対前年比48%増になるとという予測数値を発表した。ブルームバーグの報道によると、アリババがこのような売上予測を公開するのは2014年の上場以来だ。
同社はEコマースビジネスの伸びと、新市場の開拓により、最低でも48%の収益増を見込んでいる。
成長の源泉としては、アリババが187億ドルを投資して獲得した、EコマースサイトのLazada Group等の企業買収や自社株買いが貢献している。
たとえLazadaのやYouku Tudouのビデオ・ストリーミングサービスの売上を除外したとしても少なくとも対前年比36%の収益増があると、CFOのMaggie Wu氏が投資家への説明会で述べている。経済アナリストの分析を平均すると、2016年度の33%増と比べても2017年は40%成長が期待されている。
アナリストの予測は、アリババの未開拓の地方市場や海外市場の開発、オンラインメディアやクラウドコンピューティング等の新規事業からの収益等を反映したものだ。
アリババは中国経済の減速に対応するためM&Aを加速し、東南アジアでの基盤を固めている。
情報源:Telecompaper
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