アップル社は、ミュージシャンのジェイ・ZがCEOとして経営する、オンライン音楽配信サービスTidal(タイダル)の 買収を検討していることを公表した。
本件についての取材した、ウォールストリートジャーナルによると、アップル社はTidal社がもつ人気アーチストととの人脈に目をつけており、同社の買収が2015年に立ち上げたApple Musicの事業強化に役立つと考えているようだ。
ただ、今回の買収話は話題だけで、実現するかどうかは疑わしい。Tidalに関してはサムソン、グーグル及びスポティフィも同社の買収に興味をしめており、M&Aの件はまだまだ流動的だ。
TidalはスウェーデンのAspiro社によって2014年に設立され、2015年にジェイ・Zが5,600万ドルで買収した。
Tidalの収益モデルは広告収入はなく、音楽と音楽ビデオのストリーミングサービス・サブスクリプション(定期利用料)によって収益をあげ、定期利用料はプラン別で、U$8.49-19.99に設定されている。また、同社は4,000万以上の楽曲と約13万の音楽ビデオを所有している。
情報源:SilliconBeat
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