西オーストラリア州フリーマントルの郊外は、アパートオーナーが、太陽光発電をブロックチェーンで交換する最初の都市になると見られています。
西オーストラリア州政府の開発機関であるLandcorpが開発した太陽光発電付の1ベッドルームアパートは、主に若い住人が購入すると予想されています。
これらのマンション所有者は、まもなく、パースのスタートアップであるPower Ledgerによって開発されたブロックチェーンで、余剰の太陽エネルギーを取引することができるようになるでしょう。
この取引方法は、固定価格買取制度で販売する従来のモデルに勝っており、送電網からより高いレートで余剰電力を販売することができます。
Australian Financial Reviewから報告されているように、Landcorpは9 KWのソーラーパネルと10KWhの大型バッテリーを共有する3つのアパートメントを「Gen Y(1990年代に生まれた若者世代)」に提供しています。
Power Ledgerの共同設立者Jemma Green氏は、オーストラリア国内のすべての住居の4分の1で太陽エネルギーを活用するという、大きな可能性を見出しています。 特に、新規不動産開発の35%から40%がアパートであり、開発が適切に実施されるならば、実行可能なピアツーピアのエネルギー取引エコシステムをつくることになります。
Power Ledgerはすでに、国内のブロックチェーンベースの太陽エネルギー取引を行っています。 このオーストラリアのスタートアップは、西部のBusseltonにある退職村を選び、ユーザーが余分な太陽エネルギーを交換できるようにしました。
この村での試験では、ハウスのエネルギー使用量を監視するために設置したRaspberry Pi(ラズベリー パイ)という、小型コンピュータを利用することができます。 このエネルギー計は住民20世帯及び共同体のクラブハウスに設置されるでしょう。
なお技術実験の実施は、ビクトリアとパースで2017年に行うことが予定されています。
情報源:Cryptcoins News
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Karolyn Castellano (木曜日, 02 2月 2017 06:03)
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